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2018.02.15

リトリート参加者と座談会を開催してみました!マインドフルネス瞑想の効果とは?

座談会概要

 

昨年11月末に行われた、第一回cocokuriリトリートの参加メンバーに再度集まっていただき、リトリートの振り返りやその後の瞑想習慣についての意見交換の場として座談会を開催しました。

 

前回のリトリートの様子はこちら

 

「生活習慣の中にうまく瞑想を組み込めている」

「心身ともに良い変化を実感している」

という意見も多数で、それぞれその効果やレベルは違いながらも、確実に「マインドフルネス瞑想」を深めていきたいという意欲が深まっている様子がうかがわれました。

以下にて、座談会当日の様子をご紹介していきたいと思います。

 

まずは、皆さんにリトリート内容を思い出してもらうためにも、瞑想の振り返りから始まりました。

 

椅子に座っての瞑想

 

リトリートでは畳の上での瞑想だった為、椅子でもできる瞑想の方法のポイントをお伝えしました。

 

cocokuriのマインドフルネス瞑想は、「調身」「調息」「調心」という3つのポイントを重視して行います。

 

「調身」は姿勢を調えること。

「調息」は呼吸を調えること。

「調心」は心の状態を調えること。

 

「いまここ」にいる自分自身に意識を集中する貴重な時間。

座談会の場では、3分という限られた時間の瞑想を何度か行いました。

 

 

短い時間だとすぐに瞑想状態になることは難しいとの意見も多数ありましたが、習慣化していくうちに、時間や環境に左右されない瞑想スキルがついてくると言われています。

 

朝の瞑想は、日中の集中力アップに、夜の瞑想は熟睡に効果的なので、自身にとってベストなタイミングを見つけて続けてみましょう。

 

食べる瞑想

 

リトリートの際の昼食は、おかゆとお漬物、お茶を「食法」という食事法の下、丁寧にマインドフルネスにいただきました。

 

今回は、皆さんにその際の感覚をおもいだしていただくためにも、手軽に購入しやすい、おにぎりで実践しました。今回はおにぎり2個をいただきました。

 

 

手で持ったおにぎりの重み、温かさ、のりやお米の香り・・・など、五感を通じてたくさんのことを観察・感じながら一口ずつ味わって行きます。

 

噛みながら、食べることから注意がそれそうになったら、そのことに気づいて、また食べることに意識を戻していきます。

 

「次々に口の中に入れたい、食べたい」気持ちを抑えることがいかに難しいことかを体感するとともに、呼吸を落ち着けながらゆっくりと食に向き合えることの幸せを体感することができるのが、「食べる瞑想」なのです。

 

 

参加者の方からも、好評であったこのワーク。
以下の様な感想をいただきました。

 

・小学校のころの運動会の様子が自然と浮かんできた。
みんなで囲んで食べる美味しいおにぎりの幸せなイメージ。

 

・のりの香り、ごはんの甘みなど、普段何も感じずただ食べていた時とは明らかに違う美味しさを感じた。

 

・作り手の顔が浮かんできた。
丹念ににぎられたおにぎりから、愛情や温もりが伝わってきた。

 

・触感・嗅覚・味覚など、自身の体のすべての感覚が研ぎ澄まされているのを感じた。
普段必要以上に食べ過ぎてしまうときは、その感覚が鈍っているのかもしれない。

 

五感をフルに使って味わって食べることにより、少量でも満足感を得られるため、結果的にダイエット効果もあるとされています。
また、自分の身体の状態をしっかりと意識し、いたわることができるようになるため、過食を慎むことができるようになります。

 

食習慣の変化は、そのままダイレクトに精神状態の改善にもつながるとされています。

日々忙しく、ゆっくりと自分と向き合う時間がないという方も多いかと思いますが、

まずは食べる瞑想からマインドフルネスを取り入れてみませんか?

 

座談会

 

①前回のリトリートの振り返り

 

 

・自分流でなんとなく行っていた瞑想の方法がしっかりと理解でき、続ける意欲もわいた。
雑念はいけないものと思っていたが、「雑念が湧いたことに気づいて、意識をいまに戻すこと」の繰り返しが大切だと理解できた。

 

・普段と違う、自然のたくさんある環境で瞑想を行うことで、リフレッシュ&リラックスできて、学びと気分転換の両方を実現できた。

 

・1人ではないので緊張感がありつつも、基本的に私語はNGなので、ゆっくりと自分を見つめ直す時間を持つことができた。
今後もこのようなイベントがあれば、定期的に参加したい。

 

・現在もリトリートにて初めて行った写経を続けている。

筆先にその日の気持ちが現れるので、メンタルコンディションをはかることのできるバロメーターとなっている。
気持ちが綺麗になる気がしている。

 

②現在の瞑想習熟度についてシェア

 

 

・テレビや携帯に触れずに、夕飯を食べるようになったり、食からマインドフルネスを実践する機会が増えた。

 

・やはり、日常に戻るとなかなか続かないため、他の参加者におすすめのタイミングや方法を教えてほしい→(座ってゆっくりと時間をとらなければいけないと思って身構えてしまっていた)

 

③日常に取り入れられるマインドフルネス・集中のコツ

 

 

・アロマなどの香りで気持ちを集中させる、切り替える

 

・PC作業の際は、タブを開きすぎない(シングルタスクを心がける)

 

・1時間に1回は休憩を入れて、少し席を立ったり歩く時間を設ける

 

・水の音、砂嵐の音など、音を取り入れる

 

④瞑想を行うことによる変化・効果について

 

 

・自分自身の武器となっている気がする。
特に気合を入れたいときに「合言葉」の様に、自分をリセットできるスイッチ的な役割を果たしてくれている。

 

・自分の軸をしっかりとメタ認知できることにより、寛容になり、人の多様性も受容できる様になった。

 

・マインドフルネスを行うことにより、過去と今、また未来の出来事を切り離して物事をとらえることができるのでストレスや不安を減らすことができる。その結果、物事の受け止め方が前向きになる。

 

まとめ

 

初めは正しいマインドフルネス瞑想ができているのか不安になることもあるかもしれませんが、継続する事で自然と効果は出てきますので、心配はいりません。

まずは、
「穏やかな気持ちになり、ストレスがたまりにくくなった」
「物事にあまりとらわれなくなった」
といった効果が表れることが多い様です。

忙しくて時間がないと思っている方でも、瞑想を通じて普段無駄にしている時間が実はとても多いことに気づく良いきっかけとなるかもしれません。

 

今回の座談会でもさまざまな例が挙げられた様に、日常の中でマインドフルネスを取り入れられるシーンはたくさんあります。

ご自身のペースで行えるマインドフルネス瞑想の基本を学んでみてはいかがでしょうか。

 

とはいえ、なかなか知識のない中で個人で始めるのは難しいと思われる方も多いと思います。

そんな方におすすめなのが、cocokuriのリトリート。

1日で、基本の瞑想方法の習得はもちろんのこと、その後仕事やプライベートにも活かせる自分自身のマインドコントロール法や考え方なども身につけることができます。


まずは、自分自身のブラッシュアップから始め、ゆくゆくは周りの人々、社会にも良い影響を与えられる技術として広めていけたら素敵ですね。

 

気になった方は、ぜひ次回のリトリートにご参加ください!

詳細は下記をご覧くださいね。

 

次回リトリート案内(締切ました!)

 

4/8(日)開催!
~【初心者向け】海の見えるお寺でマインドフルネス・リトリート~

 


仕事や家庭のいそがしさから少し時間をおき、
自分や「今」に向き合う1日を作って見ませんか。

日常からかけ離れた静けさの中、携帯やパソコンも触らず、 自分と向き合い、仕事やプライベートへのヒントや自分自身への気づきを持ち帰っていただけるプログラムです。

<プログラム概要> (現地集合、現地解散となります)
・マインドフルネス瞑想の実施
・ウォーキングメディテーション
・食べながらの瞑想   等

 

 

実生活にも持ち帰りやすい瞑想法もお伝えしながら、 お寺だからこそできる環境での手法も取り入れていきます。 その中で、 自分が今ここにいることをしっかりと感じていただける内容となっております。

リトリート詳細情報はこちら

 

 

 

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ゆりこ政岡
yuriko
㈱インナーコーリングにて、仏教の八正道に基づいた法人向けのマインドフルネス瞑想研修・セミナープログラムを推進する傍ら、ブログの管理・記事制作なども行っています。 今後は、自身もマインドフルネスに精通すると共に、イベント取材などのレポート記事などの連載も継続予定です。
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