2018.04.25
【ビジネスパーソンに人気のマインドフルネス!】体験セミナーや研修では何を学べる?気になる効果や方法とは?
目次
はじめに
マインドフルネスとは、米IT企業大手であるグーグルやフェイスブックといった、アメリカの企業が研修プログラムとして採用したことによって有名になった心のコントロール法です。
ここ数年で日本でも知名度が上がり、関心を持つ人が増えています。
この記事では、マインドフルネスの定義から、実際のマインドフルネス体験セミナーや研修では何を学べるのか?どんな効果があるのか?という内容について、ご紹介したいと思います。
マインドフルネスとは?
2013年に設立されたマインドフルネス学会では、マインドフルネスを「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」と定義しています。
簡単に言えば、マインドフルネスとは心のコントロールを通じてさまざまな生理的・精神的効果を得る手法です。
私たちは普段、過去に起きたことや将来のことを考えながら生活していることが多いですが、今この瞬間に注意を向けることで、そうしたとらわれや執着から自分を開放することができます。
「マインドフルネス」という言葉を聞くとスピリチュアルなイメージを思い浮かべ、敬遠してしまう人もいるかもしれません。
しかし、マインドフルネスの起源は禅にあるものの、禅とは違い、宗教色を排除している点が大きな特徴です。
そのため、マインドフルネスのゴールは悟りを得るといった抽象的なものではなく、ストレスの軽減や集中力の向上といった実用的な効果を目指したものとなっています。
また、うつ病や認知症などの病気に対する治療効果を期待して、マインドフルネスを導入している医療機関もあります。
今、なぜマインドフルネスが注目されているのか?
グーグルは「Search Inside Yourself(SIY)」という名のマインドフルネスプログラムを2009年より実施しており、グーグルの社員のうち10人に1人が受講しているほどの人気プログラムとなっています。
この他、インテル、ゴールドマンサックス、フェイスブックなどの大企業でもマインドフルネスが導入されています。
マインドフルネスは宗教色が排除されているだけでなく、その効果が科学的に検証されているという点も大きな特徴です。
SIYを開発した元グーグルの社員であるチャディー・メン・タン氏は、マインドフルネスに関係する全ての議論を科学的に説明できるようにしたと言います。
また、マインドフルネスの効果を検証した数多くの論文が公開されています。
そのため、頭で納得してから取り組むことができるのが、多くのビジネスマンから注目されたひとつの理由であると言えるでしょう。
代表的な効果
マインドフルネスの効果はいくつかありますが、代表的なものはストレスの軽減と集中力の向上です。
マインドフルネスを実践すると、脳の機能や構造に変化が生じることが脳科学によって明らからになってきています。
科学的な裏付けがあるためビジネスマンだけでなく、スポーツ選手も多く取り入れて、競技能力の向上に役立てています。
マインドフルネス瞑想について(方法など)
マインドフルネス瞑想は、マインドフルネスを実践するための手法の一つです。
簡単なやり方を説明しますので、ぜひ試してみてください。
まず、静かな場所に座り、姿勢や呼吸を整えて、自分の体の感覚(呼吸など)に注意を向け、よく観察してください。
雑念が生まれて注意がそれたことに気付いたら、再び自分の体の感覚に注意を向け直せば問題ありません。
むしろ、その繰り返しにより気付きの力が身についていきます。
さらに、マインドフルネスは、室内で座りながらでないと出来ないというものではありません。
コツがつかめれば、日常生活の最中でも行うことができます。
そのいくつかの方法を次項にてご紹介します。
セミナーやイベントで体験できる、さまざまなマインドフルネス
最近では、個人でも気軽に参加できる、マインドフルネス体験セミナーやイベントが開催されています。
内容としては、以下のようなコンテンツを実践するものが多く、告知サイトでの参加募集がメインの様です。
平日の夜や土日の開催もあるので、都合の良い日時に参加できるのも嬉しいですね。
マインドフルネスに興味があり、どの様にして学べばいいのだろう?と思っていたという方は、是非気軽に参加してみてくださいね!
食べる瞑想
食べる瞑想とは、食事をしている時に、食べているものに意識を向けることで行う瞑想法です。
食べ物をよく観察し、香りや味、食感など五感を総動員して感じ取れるものに意識を集中します。
歩く瞑想
歩く瞑想とは、歩きながら行う瞑想法です。
歩くときに膝が曲がる感覚や、足の裏が地面についた時の感触などに意識を向ける
ことによって行います。
ジャーナリング
ジャーナリングとは、何らかのテーマを決め、それについて頭に浮かんだことをそのまま紙に書き留める瞑想法です。
書いたものを人に見せる必要はありませんので、何でも自由に思いついたことを書いていきます。
今ここで思い浮かんだことに意識を向ける点がポイントです。
写経
写経はお寺で筆を用いて行うもの、というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。
しかし、そうした環境でなくても、手本となる文字を写すことは広い意味での写経です。
一文字一文字集中して丁寧に書き写すときの意識状態は、今ここを意識するマインドフルネスそのものと言えます。
おすすめの瞑想法とやり方
慈悲の瞑想で幸福力アップ!
慈悲とは「思いやり」とか「情け」という意味の言葉ですが、慈悲の瞑想は、自分や周囲の人に対して慈悲の心を持ち、その幸福を祈る瞑想法です。
仏教の基本である「生きとし生けるものが幸せでありますように」という考え方がベースとなっています。
慈悲の瞑想では、あなた自身やあなたの家族、職場の同僚など身近な人だけでなく、命あるすべての存在を思い浮かべて慈悲の心を持つようにすることで、自身の心も整えられて幸福感がアップする効果が期待されます。
慈悲の瞑想のやり方
慈悲の瞑想は静かな場所で「私が幸せでありますように」「私の親しい人の悩みごとがなくなりますように」と言った、あらかじめ決めた言葉を復唱することによって行います。
復唱する言葉は決まったものがあるわけではありませんので、 自分に合うものを選べば良いでしょう。
大事なことは、継続して行うことです。
cocokuriのマインドフルネス研修とは?
マインドフルネスを企業向けの研修プログラムにしたものが、株式会社インナーコーリングのマインドフルネスソリューション「cocokuri(ココクリ)」です。
マインドフルネスを活用して、社員のメンタルケアや、モチベーションアップ、生産性向上を実現します。
■cocokuri
詳細内容はコチラ
【概要・目的】
マインドフルネスを日常的に実践するための知識や方法を学べる研修をすることで、メンバーのモチベーションアップや組織の活性化などの効果が期待できます。
具体的には生産性の向上、ストレスの軽減、他者への思いやり向上といった効果が得られます。
【期間】
数時間~数日にわたるものまで、企業の目的ごとに選べる
・2.5時間程度で簡単な瞑想の効果〜やり方を学べる導入プログラム
・6~8時間程度でチームビルディングを目指すプログラム
・短時間の内容を数回にわたって行い、定着化を目指すプログラム
【特徴】
・講師が僧侶であり、仏教の八正道の考え方をルーツとしている
・エン・ジャパンの子会社がサービスを提供
まとめ
マインドフルネスは、古来よりある禅や瞑想などを科学的な裏付けに基づいて、日常生活やビジネス、スポーツなどに応用したものであると言えます。
マインドフルネスを実践することによりストレスから解放され、生産性の高い毎日を送ることができるようになれば、きっと幸福度も高まることでしょう。
もし少しでも興味を持ったら、まずは無料の資料ダウンロードをしていただき、マインドフルネスへの学びを深めてみてくださいね!
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