2018.04.13
【ビジネスに効く!】モチベーション向上のための研修事例6選!各研修の特徴も合わせてご紹介
目次
はじめに
4月になると研修を受ける機会が増えるかと思います。研修には様々な種類がありますが、そのうちの一つにモチベーション研修があります。
モチベーション研修のイメージといえば、一般の社員に受けてもらい、モチベーションを向上させる研修、でしょうか?
実は、その他にも管理職の方に受けてもらい、チームメンバーのモチベーションアップを目的とする研修もあり、一言でモチベーション研修といっても目的や対象、プログラム内容は様々なのです。
この記事では、モチベーション研修とはどういった目的で実施されるものなのか。どの様なプログラムがあるのかをご紹介したいと思います。
モチベーション研修とは
まずはじめに、「モチベーション」という言葉の意味を説明していきたいと思います。
モチベーションとは、一般的に人が何か行動をする際の動機付けや目的意識のことを意味します。モチベーション次第で、個人のパフォーマンスや生産性は大きく変わってくるといわれています。
京セラやKDDIを創業し、JAL(日本航空)の再建にも関わった稲盛和夫氏の有名な考え方に「人生・仕事の結果=熱意×考え方×能力」というものがあります。
この中で考え方や能力を短期間で急激に変えることは難しいですが、熱意(=モチベーション)は短期間でも比較的容易に高めることが可能です。
つまり、モチベーションを高めることは、成果をあげるための研修として非常に費用対効果が高いといえます。
モチベーション研修の目的
モチベーション研修を行う主な目的は「社員のモチベーションを上げて、仕事の成果を上げてもらう」ということです。
また、個々人のモチベーションを上げることだけでなく、組織全体の活性化も目的にして行われることも多いです。
モチベーション研修の大半は、自分自身のモチベーション向上を目的とした研修(セルフモチベーションなどと言われます)と、マネージャーやリーダーが部下のモチベーションをコントロール・マネジメントできるようになることを目的とした研修との2種類に分けることができます。
モチベーション研修の事例
ここでは実際にモチベーション研修を提供している会社とその会社が提供している研修プログラムを取り上げ、どのような内容かを見ていきたいと思います。
インソース
株式会社インソースは講師派遣型の研修をメイン事業とし、ITシステムを活用した人事向けシステムなどの提供も行なっています。
また、2017年7月に東証一部に上場をしております。
■意欲向上・モチベーション向上研修
【概要・目的】
セルフモチベーション向上を目的とした研修と、管理職向けのモチベーションマネジメントを目的とした研修の両方を提供。
目的に合わせて受講することができます。
【期間】
セルフモチベーション研修もモチベーションマネジメント研修もそれぞれ、1日のプログラムから受講をすることが可能です。
【特徴】
・チームワークでモチベーションを向上させる方法がわかる
・受講者の満足度が非常に高い(内容理解度・講師満足度ともに9割以上)
・研修対象者が少ない場合は、公開講座を受けることも可能
SMBCコンサルティング
SMBCコンサルティング株式会社は、三井住友銀行グループに属するコンサルティング会社です。
会員事業と教育事業、コンサルティング事業を展開しています。
■モチベーションアップ研修
【概要・目的】
こちらの研修は社員一人ひとりのモチベーションアップを目的とした研修です。
自己理解を深めてモチベーションの源泉を探り、その上で自身の役割を認識して意欲向上を図る。というのが主なプログラム内容となっております。
【期間】
期間は1日となっております。
【特徴】
・研修の内容を要望に合わせてカスタマイズが可能。
・自己の理解だけでなく、それを日々の仕事に落とし込むワークあり
JTBコミュニティーデザイン
株式会社JTBコミュニティーデザインはJTBグループの企業で、MICE、プロモーション、人材育成・組織活性、施設運営、地域活性、インバウンド、スポーツ等の事業を展開しています。人材育成事業が提供するサービスにモチベーション研修があります。
■モチベーション研修・管理職向けモチベーション研修
詳細内容はコチラ
【概要・目的】
社員の成果(パフォーマンス)の向上を目的として、若手に自分のモチベーションをマネジメントするスキルを習得してもらう研修と、管理職に相手のモチベーションをマネジメントするスキルを習得してもらう研修と2種類の研修があります。
【期間】
モチベーション研修:1日
管理職向けモチベーション研修:2日
【特徴】
・やる気分析システム「MSQ」の結果を元にやる気の数値化を行います
・精神論ではなく、モチベーションマネジメントをスキルとして習得してもらう
・20年の実績を元に、最適なカスタマイズを提案
特徴的なモチベーション研修の事例
ここまでは比較的、一般的なモチベーション研修を紹介させていただきましたが、他にも特徴的なモチベーション研修をご紹介させていただきます。
WAKU WORK UNDOKAI
NPO法人ジャパンスポーツコミュニケーションズはスポーツイベントやレクリエーションを企業向けに提供している団体です。
その団体が提供する研修の一つに、企業のチームビルディング研修のWAKU WORK UNDOKAIがあります。
出典入れる
■ワクワーク運動会
詳細内容はコチラ
【概要・目的】
チームで運動会に取り組み、チームビルディングやコミュニケーションの改善をねらいとした研修です。
チームの中でモチベーションにばらつきが出て来た時や、メンバー間の関係性がうまく構築できていない場合に実施されることが多いです。
【期間】
半日〜1日で実施
【特徴】
・既存のモチベーション研修と違い、チーム内のコミュニケーションを重視している
・100名以上の規模でも一度に実施することが可能
ディズニーアカデミー
東京ディズニーリゾートでおなじみの株式会社オリエンタルランドが企業や団体向けに開催しているセミナープログラムがディズニーアカデミーです。
ディズニーテーマパークを支える「サービス」「トレーニング」「モチベーション」の3つを向上させるためのノウハウを提供しています。
出典入れる
■ディズニーアカデミーキャストトレーニングスタイル・モチベーションスタイル
【概要・目的】
ディズニーの中で行われている、キャスト(従業員)のモチベーションを維持・向上するためのトレーニング手法や環境作りを学ぶことができます。
部下の育成や指導に関わるメンバーがセミナープログラムを受講することが多いです。
【期間】
1日で実施
【特徴】
・ディズニーテーマパークビジネスの根幹を支えるノウハウを学ぶことができる
・講義を聞いた後に、実際にTDLのパーク内で体験して学びを持ち帰ることができる
マインドフルネスプログラム cocokuri
最近ビジネスで聞くことの増えて来たマインドフルネス。
そのマインドフルネスを企業向けの研修プログラムにしたものが、株式会社インナーコーリングのマインドフルネスソリューション「cocokuri(ココクリ)」です。
マインドフルネスを活用して、社員のメンタルケアや、モチベーションアップ、生産性向上を実現します。
■cocokuri
【概要・目的】
マインドフルネスとは「意図的に“今”の瞬間に意識を向け、良い悪いなどの価値判断を捨て、五感や心で感じたままに現実を受け入れること」を指します。
その状態になることで、生産性の向上、ストレスの軽減、他者への思いやり向上といった効果が得られます。
マインドフルネスを日常的に実践するための知識や方法を学べる研修をすることで、メンバーのモチベーションアップや組織の活性化といった効果が期待できます。
【期間】
数時間~数日にわたるものまで、企業の目的ごとに選べる
・2.5時間程度で簡単な瞑想の効果〜やり方を学べる導入プログラム。
・6~8時間程度でチームビルディングを含めた各社様の課題とマインドフルネスをつなぎ合わせ、定着を目指すプログラム
・短時間の内容を数回にわたって行い、定着化を目指すプログラム
【特徴】
・講師が僧侶であり、仏教の八正道の考え方をルーツとしている
・エン・ジャパンの子会社がサービスを提供
・習慣化のためのアフターフォローもあり
おわりに
一言でモチベーション研修といっても、種類が多く効果も様々です。なんとなくで研修を実施しても、いまいち効果が感じられない。ということもあります。
自分たちの課題や目的に合っている研修を探して、選んでいただければと思います!
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